z1
入手されたZ1、チョイとガチャガチャ異音するので開けていきます~
イグニッションコイルも廉価のリプレイス品でしたので
この際電装一式もリフレッシュすることにしました!
もちろん点火系はウオタニです~
左は黒くて
右は灰色なんで以前に片側だけ交換したみたいですねぇ
いろいろついでに、オイル滲みとか
全体的に液体ガスケットが多めなんでキレイにしながら
カムチェーンテンショナーはPAMS製のオートタイプに交換しました。
まぁ、メンテナンスフリーになりますし常時ちょうど良いチェーンのテンションにできますし!
サクサクと開けていきます
レーシングタイプと言う名で出回っていたカムチェーンですね
ゴムダンパに触れるのでココも戻します。
シリンダ&ピストン
ガスケットも疲れ果ててちょうど良い時期だったと思います
チョイと古い時代に組んだようですね
今は質の良いガスケットがあるのでもう少し長寿命になるかと
鬼門
カムチェーンガイドとそのの溝
ココはアルゴン入れて修正します
破断してます、異音の原因はコイツのようですね
Oリング
ビロビロ
センターリングに加えてガスケットも入れているので
センターリングも破断してます
少し古い時代に組んだのならこれは仕方ないかと(部品がなかった時代なので)
ピストンはワイセコ71mmでした~
んで、オイルパンを剥いで
カムチェーンガイドの破片を探す
だいぶチェーンに引っかかれた様子ですね
すべて救出!
左が完品です
カムメタル点検
チョイ荒れくらいでしたが
リプレイス品のようでしたんでココはカワサキ純正がまだ購入できるので
純正で組み上げます。
6mmスタッドも交換歴がなさそう?黒く塗られているんで
全数を打ち換え済み。
まぁ、ココはいずれ必ず折れるトコなので
チョイとクランク覗きましたがピン溶接しているみたいですね!
今回はシリンダ内壁の荒れ具合からいろいろ考慮して72mmを組むことに
クリアランスは5/100mm
DID製のカムチェーンに次ぎなおし
各アイドラ関係はPAMS製をセレクト
各ガスケットもPAMS製です
バルブガイド等打ち換えたヘッドを仕上げる
シムを探って
バルブトップ研磨
なるべく同寸のシムで合うように
まぁ、エエとこちゃいますか
なんだかボルト違いも多かったので戻しております
ホンダ車に使うブタ8ネジですね、
トルクは掛かっていたので死ぬ訳で無いですしどうでもエエのですが、、、
カムシャフトも豚8ネジでした
違和感
ガスケットの向き違い
左右間違えちゃったようです~
カバーにクロームが施工されていて
シールも入りが浅かったので
チョイと削って入れ直し
メインハーネスに加え、サブハーネスやレギュレーター
マグネットスイッチも一新!
メーター内ハーネスもリプレイスで入れ替えておきました!
突き出しを
正規の位置に
なんだかビニールテープが多いな
ハンドル交換のついでにブレーキホースも製作物へと。
ブレーキ液排出のドレンボルトが下向きなので
ココはわたくし好みに入れ替えます
キャリパー清掃
ピストンもみ出し
ホースは黒色で製作、下付け。
ドレンボルトを上向きに変えたのでブレーキオイル交換時のエア抜きが容易ですね!
ホース長長くなるのでココはメカニックの好みでしょうか。
んで、ド定番YB絞り。
ココからいろんなお好みのハンドルにしていけば良いかと
TMR36のチェック
濃い感があったのですが新品時のプリセットのままでしたんで
各チェックしながら
セットアップ
と、圧縮戻ったからかセルが滑り出す、、、。
ココもPAMS製に入れ替え!
冬期の電熱ウエアにも対応しているし
3玉しかないセルのワンウェイも全周で当たるようになるので
がっつり乗るなら交換しているのがエエですね
ナラシ仕様プラスアルファで空燃比見ながらセッティング
4本だしマフラーから集合管に替えました!
あれ替えコレ替え
最終は実走です!
ひとまずスコーンと安心して走れます。
オーナー様も地元の神奈川県まで自走で問題なく帰られました~!